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銀行の小口融資

 最近、大手銀行が消費者向けの小口融資業務の拡充を始めました。サラ金と業務提携したり、資本関係まで結ぶ銀行まで現れています。大手銀行は、これまで庶民向けの小口融資には、あまり熱心ではありませんでした。そのため、このような消費者向けの小口融資は、サラ金と信販会社の独断場になっていました。

 しかし、消費者向けの小口融資は、収益性の高い業務です。金融ビッグバンによって、銀行業務もグローバル化の波に飲み込まれています。大手銀行といえども、生き残りのために、あらゆる手を打っているようです。そんな中、大手銀行も、サラ金業界の収益性の高さに注目をし始めました。しかし、サラ金業界が蓄積しているような無担保融資のノウハウを持っていない銀行は、サラ金との業務提携によって、収益の拡大を図ろうと考えているようです。

 銀行が行う消費者金融の利率は、現在12%?18%程度です。普通預金の金利が1%以下ですから、相当高い金利です。銀行が、消費者向けの小口融資で、どれほどの利益になるのかが簡単に想像できます。

 さらに、銀行がサラ金に貸し出す金利は5%以下ですから、サラ金が消費者向けの小口融資で、大きな利益を上げていることが分かると思います。問題なのは、サラ金の金利に価格競争が働いていないということです。サラ金も銀行も消費者向けの小口融資で、違法寸前の利率を設定し、目一杯利益を上げようと考えているようです。

この記事のカテゴリーは「消費者向け小口融資の基礎知識」です。
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