法人が有利なのは税制だけでなく借金についても優遇されています。株式会社は責任が限定されています。いくら社長でも、個人で債務の保証をしていない限り、個人資産まで差し押さえられることはありません。
これを上手く利用すると、借金を持っている個人が法人(株式会社)を設立します。そして、資産を会社に提供してしまいます。こうすれば、個人の財産は新しく設立された会社の資産となります。資本金として提供されたものは、現金でも不動産でも、もはや個人のものではありません。
個人が破綻しても、会社に影響が及ぶことはありません。いざという時の資産保全に十分使える裏ワザだと言えるでしょう。もちろん、計画的に行ったことが証明されれば、犯罪になってしまいます。遺産相続のために、会社組織にしている人はたくさんいるようです。
さらに、個人でお金が必要な時も法人で借金することも可能です。事業資金として借りたものは、目的外に使うことはできませんが、会社の設備の中で生活していれば、その辺の区別をするのは難しいと思います。車などは、特に会社用か私用かの区別は困難です。
最終的に倒産してしまえば、債権者に悪いのは事実ですが、借金を苦に自殺したり犯罪を犯すよりも、よっぽどマシだと思います。合法的に処理することの方が、はるかに賢い選択です。
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